予防歯科先進国として知られるスウェーデンは、1970年に国家戦略として「むし歯と歯周病」の予防が行われました。その結果、スウェーデンでは85歳で25本の歯が残っていますが、日本では同じ85歳で8本しか残っていないのが現状です。

 

これは、日本では歯が痛くなってから、又は口腔内にトラブルが発生してから歯医者に行く人が88%にもなるのに対して、スウェーデンでは、歯が痛くならない為に、口腔内のトラブルを防ぐ為に歯医者に行く人が90%と歯科の予防と治療に対する考え方の違いがあります。

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日本もスウェーデンを見習い、予防歯科の習慣を身に付けたいものです。むし歯も歯周病も自覚症状に気付いてから来院された場合は、すでにむし歯や歯周病がかなり進行した状態です。定期的なメンテナンスや、歯科医師や歯科衛生士の指導に従った健康管理と予防でむし歯や歯周病にならない口腔内の状態を維持する事が非常に重要です。